先日、某所でクリーニングの勉強会がありました。
そこで講師の先生曰く
「大手のクリーニング屋では、こんな面倒なことやってませんよ」と。
いやいや先生、うちは大手じゃないけど
（中手ぐらい？（＾＾；
その面倒なこと、やってまっせ！！

で、その面倒なことって何か気になるでしょ？

まぁ簡単にいえば素材や汚れに合わせて、きめ細かな洗いが出来ているか？ってことなんです。

たとえば普通にメンズパンツをドライクリーニングするじゃないですか？
ほんでプレスの工程で作業者（パートのおばちゃんですけど、この人たちがプロフェッショナルなんです）が

「んー、これドライだけじゃいまいちスッキリしとらんね」

とかなんとかつぶやきながら、そのメンズパンツ１点を水洗いするのです。
しかし、その素材がウールだったらどうします？
ウールを水洗い・・・？　ん？どっかで聞いたことあるぞ？

そう、みつむらクリーニングお客様ならよくご存じの
「汗ぬきクリーニング」の出番です。

この場合は、通常の汗ぬきとは多少工程は違いますが、基本は同じです。

そこで活躍するのが家庭用洗濯機。

うちの工場には業務用の大きな洗濯機も沢山ありますが
家庭用の洗濯機もずらっと並べています。
しかも２槽式。

この２槽式ってとこがポイントで、全自動じゃだめなんです。

これをフルに使って、１点で水洗いするのです。

自分で言うのもなんですけど、結構面倒なこともしっかりやってます。

うちの工場ではピーク時には一日に２０００点を超える数の品物をクリーニングしますが
それでもお客様にとっては大切な１点。

そこんとこ忘れんようにせんなんね(^^) → スタッフのみんなへ