すす払い
ある日ふと、今年も残り2ヶ月を切っていることに気づいて、思わず意味もなく焦っているブログ担当みつむらです。
みなさんこんにちわ。
年末といえば大掃除。大掃除といえばすす払い・・・
朝7時半頃、携帯に着信が。
「だれじゃ、こんな朝から」
電話は今江工場のS課長
(ん?なんかあったか?そう言えば課長は今日お休みやったはずやけど)
「社長、朝からごめん。ほんでも思いついたし言っておかんなんと思って」
「なに、なに?なんやってん?」
「ほら、工場のすす払いねんけど、明日の朝は人数揃っとるし、今日仕事終わってからお願いできんかと思って」
「うえぇぇぇっ!今日か?いきなりやんな」
そうなんです。うちの工場は年末になるとすす払いをするのですが
伝統的に男性スタッフ(主に会長や社長)が工場の梁(はり)に登ってエアーで埃を吹き飛ばすのです。
そんで翌朝みんなで床に落とされた埃を掃除するのです。
もうね、クリーニング工場って一年中衣類を扱っているので
埃の量も半端ないです。
しかし工場の天井付近は機械の配線なんかがたくさん通っているので
埃が溜まっていると、万が一漏電した時とかの火災が怖いのです。
そんなこともあって年に一度のすす払いは欠かせません。
仕事が終わってからスタッフみんなで機械に埃よけのシーツをかぶせたり
カゴ類を倉庫に移動したり、仕掛かりの品物をカゴに入れて倉庫に避難させたり・・・
なにせ天井の埃を一気に落とすので、地上のものは出来るだけ避けておきたいのです。
すす払いの準備ができたら
「じゃ、社長あとお願いしますね~」
なんて言いながらみんな帰って行きます。
「えーっと、エアーの取り口はどこやったかな」
なにせ年に一回の行事なので、記憶も曖昧です。
「あー、ここにあった^^」
コンプレッサーのスイッチを入れエアーのホースをつなぎ、
そのホースの束を抱えて脚立に登ります。
天井には電気の配線を通すために梯子状のラックが等間隔に設置されているので
そこに登ります。
地上から約3~4m
慣れないと結構怖いです。
「よっしゃ、いっちょやったるか!!」
気合十分で埃をシューシュー飛ばします。
これね、最初は面白いんですよ。
たまった埃をどんどん吹き飛ばして行くのは、ちょっとしたゲーム感覚です。
ほんでもこの工場、結構広いんやね。
天井付近は配管や配線が無数にあって、しかもそれらを吊り下げるために
たくさんの金具やアングルがジャングルみたいになってます。
そこをくぐりながらシューシューやるわけです。
この季節でも汗が吹き出します。
約2時間かけてすみずみまでシューシューしました。
終わったあとはこんな感じです。
これは翌朝、みんなで掃除します。
すっきり!
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